おすすめ機能・サービス(セキュリティ)
高まるクラウドセキュリティの重要性
サイバー攻撃の高度化により、システムやWebサイト、アプリケーションを取り巻くセキュリティリスクは年々高まっています。
セキュリティインシデントは金銭的損失だけでなく、信頼の低下や事業継続にも影響を及ぼすため、適切な対策が必要不可欠です。
本ページでは、クラウド上のシステムを守るための基本的な考え方と、FJcloud‑Vで利用できるセキュリティ機能・サービスを紹介します。
セキュリティ対策のポイント
クラウドのセキュリティを考えるうえでは、設定の確認やセキュリティパッチの適用を前提に、複数の対策を組み合わせてリスクに対応することが重要です。
設定不備や脆弱性が攻撃の起点となるケースも多く、基本対策の徹底が欠かせません。
設定の確認
不適切な設定や認証情報の管理不備は、不正アクセスの原因となります。
VPN機器や公開サーバの設定不備、ID/パスワード管理の甘さが不正アクセスやランサムウェア感染の原因となるケースがあるため、適切なアクセス制御が重要です。
セキュリティパッチの適用
OSやソフトウェアの脆弱性が放置されると、サイバー攻撃やマルウェア感染の対象となります。
また、EOL/EOS(サポート終了)を迎えたOSやミドルウェアは、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなるため、リスクが高まります。定期的なアップデートと迅速なセキュリティパッチ適用により、リスクを低減することが重要です。
対策の組み合わせ
サイバー攻撃は多様化しており、単一の対策だけでは十分に防ぐことは困難です。
複数の対策を組み合わせた「多層防御」」により、クラウド環境全体のセキュリティ強化が重要になります。
FJcloud-Vのセキュリティ
クラウド環境におけるセキュリティ対策は、目的や課題に応じて適切に選択することが重要です。
ここでは、お客様からよくご相談いただくセキュリティ課題をもとに、それぞれに有効な対策や関連サービスをご紹介します。
多層防御を実現するセキュリティ機能・サービス
各レイヤーに対応したセキュリティ機能・サービスを提供しており、これらを組み合わせることで多様な脅威に対応できます。
Webサイトの改ざんの有無を定期的にチェックし、サイトの安全性を確保します。
Webアプリケーションの脆弱性を狙った攻撃に有効なWAF、ウイルス対策製品、複数のセキュリティ機能を備えた統合セキュリティソリューションを提供しています。
外部からクラウド上のシステムへアクセスする際の通信を暗号化し、不正アクセスや盗聴などのリスクを低減しながら、安全な接続を実現します。
システムやアプリケーションの脆弱性を診断し、潜在的なリスクを可視化します。
目的・課題別に見るセキュリティ対策
クラウド環境におけるセキュリティ対策は、目的や課題に応じて適切に選択することが重要です。
ここでは、お客様からよくご相談いただくセキュリティ課題をもとに、それぞれに有効な対策や関連サービスをご紹介します。
よくあるセキュリティ課題と対策
外部からの攻撃・不正アクセスを防ぎたい
外部からの不正アクセスやWebサイト・Webアプリケーションへの攻撃に対する不安は、多くのお客様が抱える代表的なセキュリティ課題の一つです。
管理画面の乗っ取りや情報漏えい、サービス停止などの被害につながるリスクがあり、適切な対策が求められます。
攻撃を検知・遮断し、不正アクセスによる侵入リスクを低減
WAFやIDS/IPS、サーバー向けクラウド型セキュリティによりWebアプリケーション攻撃、不正な通信や侵入を検知・防御し、不正アクセスを防止します。
WAF(攻撃遮断くん)
特長
SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング(XSS)など、WebサーバーやWebアプリケーションを狙った攻撃を検知・遮断し、不正アクセスからシステムを保護するクラウド型WAFサービスです。エージェントインストール型のため、対象サーバーへ導入するだけで利用でき、既存環境への影響を抑えながらセキュリティ対策を実施できます。
また、シグネチャの自動更新により、新たな攻撃手法にも迅速に対応可能です。
さらに、FJcloud-V環境上のサーバーにも容易に導入でき、複雑なネットワーク構成変更を伴わずにWebセキュリティを強化できる点も特長です。また、ご利用中のサービスが、10Gbps以上のDDoS攻撃やゼロデイ攻撃により損害を受けてしまった場合、費用を最大1,000万円まで補償するサイバー保険が利用可能(無償
※対象外プランあり)です。
料金
料金は構成や選択するセキュリティタイプによって異なり、用途に応じて複数のプランから選択可能です。
- サーバセキュリティタイプ(エージェント連動型)
外部公開サーバーを対象に、Webアプリケーションへの攻撃を遮断するプランです。
サーバーへエージェントを導入して利用する構成で、FJcloud‑V内のサーバーに適用されます。サーバー単位で料金が発生します。 - WEBセキュリティタイプ(DNS切替型)
Webサイト全体を対象としたSaaS型WAFプランです。
DNSを切り替えて通信を経由させることで導入でき、サーバー構成変更を伴わずにWebアプリケーションへの攻撃対策を実施できます。FQDN単位で料金が発生します。 - DDoSセキュリティタイプ(DNS切替型)
Webサイト全体を対象に、WAFによる攻撃遮断に加え、DDoS攻撃対策にも対応したプランです。
DNS切替により通信を経由させ、サーバー到達前にトラフィックを制御することで、大量アクセスによるサービス停止リスクを低減します。FQDN単位で料金が発生します。
料金の詳細は、下記料金表をご参照ください。
WAF(Scutum)
特長
Webアプリケーションへの攻撃に特化したSaaS型のWAFサービスで、アプリケーションレベルで通信内容を解析し、不正な入力や攻撃を検知・遮断します。DNS切り替えとSSL証明書のアップロードのみで導入でき、サーバー側でのエージェント導入や大規模な構成変更などを行うことなく、通常1週間程度で利用開始できます。
また、シグネチャなどの更新は自動で行われるため、運用負荷を抑えながら常に最新のセキュリティ対策を維持できます。さらに、24時間365日のフルサポートにより、日々の管理を意識することなく運用できる点が特長です。
料金
トラフィック量に応じた基本プランに加え、DDoS対策サービスなどのオプションを選択でき、用途に応じて柔軟に拡張可能です。
- 基本料金
Webサイトのトラフィック量に応じて選択する基本プランです。
低トラフィックプランと高トラフィックプランから選択できます。FQDN単位で料金が発生します。 - ホスト追加 / 変更設定
FQDNやトラフィック、SSL/TLS設定など既存の構成や設定を変更する際は、都度費用が必要です。FQDN単位で料金が発生します。 - Scutum DDoS対策サービス(オプション)
DDoS攻撃に対する防御機能を追加できるオプションサービスです。
大量アクセスによるトラフィックを制御し、サービス停止につながる攻撃からWebサイトを保護します。
また、監視・自動防御機能を世界中に分散配置しているため、攻撃元に近い場所でトラフィックを制御・遮断できます。
FQDN単位で料金が発生します。
料金の詳細は、下記料金表をご参照ください。
サーバー向けクラウド型セキュリティ(Trend Micro Cloud One – Workload Security)
特長
サーバーに必要なセキュリティ対策をクラウド型で一元的に提供する総合セキュリティサービスです。
ウイルス・マルウェア対策に加え、IDS/IPS(侵入検知・侵入防御)による不正アクセス対策、Webアプリケーション保護、ファイル改ざん検知、ログ監視など、多層的なセキュリティ機能によりサーバーを保護します。
また、サーバー内部で発生する不審な挙動も検知し、脅威の早期発見と被害拡大の防止を支援します。
管理コンソールはトレンドマイクロ社が提供するクラウド環境上で運用されるため、お客様による管理サーバーの構築・運用は不要です。エージェントを導入するだけで利用を開始でき、インストールスクリプトを活用することで、サーバーの増減にも柔軟に対応できます。これにより、セキュリティ運用の負荷を軽減しながら継続的な保護を実現します。
料金
保護対象サーバー1台につき1ライセンスが必要となり、利用台数に応じて料金が発生します。
料金の詳細は、下記料金表をご参照ください。
ウイルスやマルウェアへの感染を防ぎたい
メールの添付ファイルや不正なプログラムの実行を起因としたウイルス・マルウェア感染は、多くのお客様が対策を検討される代表的なセキュリティリスクです。
感染すると、情報漏えいや不正な動作、ランサムウェアによる暗号化被害などにつながるリスクがあるため、継続的な対策が重要です。
ウイルスやマルウェアを検知し、システムの異常動作を防ぐ
既知のウイルスパターンに加え、プログラムの挙動解析を組み合わせることで、未知のウイルスやマルウェアも早期に検知・防御します。
感染した脅威の駆除や不正プログラムの実行抑止により、情報漏えいやシステムの異常動作リスクの低減が重要です。
ウイルス・スパイウエア対策(ESET Server Security)
特長
ウイルス・マルウェア対策に対応したセキュリティ製品です。Windows/Linuxサーバーに対応し、利用環境に応じて導入できます。
軽快なスキャン動作と高い検出率を実現したESET社開発のThreatSenseテクノロジーにより、メールやインターネットをはじめとした、あらゆる経路から侵入するウイルス・スパイウェアなどのマルウエアからサーバーを守ります。
プログラムコード解析(静的解析)と仮想環境での挙動分析(動的解析)を組み合わせた多層的な検出により、既知のマルウエアだけでなく、新種のマルウエアまでも非常に高い確率で検出します。
第三者評価機関によるマルウェア検出テストでも高い評価を獲得しており、継続的なセキュリティ対策に活用できます。
料金
サーバー単位で料金(ライセンス費用)が発生します。サーバー1台につき、1ライセンス必要です。
料金の詳細は、下記料金表をご参照ください。
Webサイトの改ざんを防ぎたい
Webサイト改ざんは、外部からの攻撃によりコンテンツやプログラムが不正に書き換えられるセキュリティリスクです。
改ざんは管理者が気づきにくいケースも多く、放置すると訪問者へのウイルス感染や不正サイトへの誘導、企業イメージの低下などにつながる可能性があります。
Webサイトを定期的に監視し、改ざんを早期に検知する
Webサイトのコンテンツやファイルを監視し、不正な改ざんを検知します。
被害の拡大や企業の信用低下を防ぐために、異常の早期把握と迅速な対応が重要となります。
Web改ざん検知(GREDセキュリティサービス)
特長
Webサイトの改ざんを検知し、安全性を維持します。インターネット側から実際の閲覧と同様の方法でコンテンツを確認することで、サーバー内部の監視では検知できない改ざんにも対応できます。
コンテンツのさまざまな要素を解析することで多様な改ざんパターンを検知し、いち早く異常を把握することが可能です。検知時には通知により迅速な対応を行えるほか、安全なページへの切り替えにより被害の拡大を防止します。
料金
チェック回数・解析URL数などに応じて複数のプランから選択可能です。
- ライトプラン
複数のWebサイトを対象に利用できる基本プランです。最大5ドメインまで対応しています。チェック回数は1回、解析可能なURL数に応じて料金が発生します。 - パックプラン
単一のWebサイト(1FQDN)を対象に、複数のURLを定期的に監視するプランです。チェック回数は4回、解析可能なURL数に応じて料金が発生します。 - カスタマイズプラン
基本ライセンスに加え、解析URL数や対象サイト数をオプションで追加できるプランです。要件に応じて構成を拡張できます。
料金の詳細は、下記料金表をご参照ください。
異なる拠点や社外からクラウド上のシステムへ安全に接続したい
拠点間接続や外出先からの接続など、インターネット経由でクラウド環境へアクセスする機会が増える中、通信の盗聴や不正アクセスへの対策を検討されるお客様が増えています。
安全な通信経路を確保しないまま運用すると、情報漏えいやシステムへの不正侵入などの被害につながる可能性があります。
通信を暗号化し、安全な接続環境を実現する
VPNを利用することで、インターネット経由の通信を暗号化し、安全な接続環境を構築できます。
拠点間接続や社外からのリモートアクセス時における通信の盗聴や不正アクセスリスクを低減します。
拠点間VPNゲートウェイ
特長
インターネット上に暗号化された通信経路を構築し、お客様の拠点・クラウド環境とFJcloud-V間のセキュアな通信を実現します。
通信を暗号化することで、盗聴や改ざん、不正アクセスのリスク低減が可能です。
FJcloud-Vの拠点間VPNでは、L2VPNによるネットワーク延伸や、Site to Site
VPN(VTI)によるルーティング接続に対応しています。
既存ネットワーク構成を活かしながら、オンプレミス環境とクラウド環境を安全に接続できるため、クラウド移行やシステム拡張にも柔軟に対応可能です。
また、L2延伸により拠点やクラウド環境を同一セグメントとして接続できるため、既存のセキュリティポリシーやネットワーク設計を維持したまま運用できます。
さらに、最大50拠点まで接続可能であり、ルーター機能(※別途料金必要)との組み合わせにより最大250拠点まで拡張可能です。
料金
利用規模に応じた3つの料金プランを提供しており、用途に合わせて最適なサイズを選択できます。
- vpngw.small:1拠点/10ルート
- vpngw.medium:10拠点/30ルート
- vpngw.large:50拠点/80ルート
また、月額課金と従量課金に対応しているため、利用状況に応じた柔軟な運用が可能です。
料金の詳細は、下記料金表をご参照ください。
お申し込み
FJcloud-Vのコントロールパネルから、お客様ご自身で設定可能です。
リモートアクセスVPNゲートウェイ
特長
お客様オフィスや外出先などなどからFJcloud-V上の環境へ、セキュアに接続できるリモートアクセス型のVPNサービスです。
お客様の端末に専用アプリケーションをインストールし、SSLによる暗号化で安全に接続できます。
料金
コネクションに応じた3つの料金プランを提供しており、用途に合わせて最適なサイズを選択できます。
- ravgw.small:50接続
- ravgw.medium:100接続
- ravgw.large:1000接続
また、月額課金と従量課金に対応しているため、利用状況に応じた柔軟な運用が可能です。
料金の詳細は、下記料金表をご参照ください。
お申し込み
FJcloud-Vのコントロールパネルから、お客様ご自身で設定可能です。
システムやアプリケーションの脆弱性を把握したい
Webアプリケーションやネットワーク機器には、管理者が把握しきれていない脆弱性が潜んでいる場合があります。
これらの脆弱性を放置すると、不正アクセスや情報漏えいなどの被害につながるリスクがあります。
脆弱性を可視化し、優先的に対処すべきリスクを把握する
システムやネットワークに対して脆弱性診断を実施し、潜在する脆弱性や設定不備を可視化します。
対策が必要なリスクを事前に把握することで、セキュリティ事故の予防につながります。
脆弱性診断サービス Powered by GMOイエラエ
特長
GMOサイバーセキュリティ
byイエラエ株式会社のセキュリティエンジニアが、お客様のアプリケーションやシステムの脆弱性診断を実施します。FJcloud‑V上に構築されたアプリケーションやシステム、ネットワークの診断に対応しています。
Webアプリケーション、スマホアプリ、ネットワークを対象に、基本的な脆弱性に加え、構成に応じた検証や疑似攻撃、挙動解析を組み合わせて診断を行い、システム全体のリスク把握とセキュリティ対策に活用できます。
事前ヒアリング後、担当エンジニアが直接対応し、診断内容や実施計画をご案内します。診断完了後には、指摘事項をまとめた報告書を提供し、結果に基づいた対策に活用できます。
料金
診断対象ごとに複数のプランが用意されており、内容や規模に応じて選択可能です。
- 初期費用
診断の実施にあたり、対象ごとに初期費用が発生します。 - Webアプリケーション診断
Webアプリケーションを対象に、SQLインジェクションやOSコマンドインジェクションなどの脆弱性を診断するサービスです。サービスの特性や構成に応じた検証や疑似攻撃を通じて、潜在するリスクを検出します。リクエスト数に応じて料金が発生します。 - スマホアプリ診断
iOSやAndroidアプリを対象に、ガイドラインに基づいた脆弱性診断や挙動解析を実施するサービスです。アプリの仕様や動作を踏まえた検証により、セキュリティ上の問題点を洗い出します。OS単位で料金が発生します。 - ネットワーク診断
サーバーやネットワーク機器を対象に、既知の脆弱性や設定不備を診断するサービスです。実際の通信を行うブラックボックステスト方式により、外部からの攻撃視点でリスクを検出します。対象IP数に応じて料金が発生します。
料金の詳細は、下記料金表をご参照ください。





